院長 渡邊雄一郎
高校時代、クラブ活動で励んでいた柔道でけがをするたびに接骨院に通っていました。
そこで柔道整復師の仕事に興味を持ちました。痛みを軽減することで、人の助けになる素晴らしい仕事だと思ったからです。
柔道整復師を目指して専門学校に入学し、卒業後は接骨院で働き始めました。
夢が形になったわけですが、患者さまと向き合う中であることに気付きました。
確かに痛みが軽減されている方もいらっしゃるが、健康を取り戻せない患者さまも多い。
どの患者さまに対しても同じ治療を続けているだけではダメなのではないか?
そう思った私は、より患者さまに最適な治療法を見つけるため、さまざまなセミナーや勉強会に参加し、自分が理想とする治療法とは何かを模索するようになりました。その中で改めて、体の不調と心の不調は密接につながっているということに気付いたのです。
患者さまが痛みを訴えられているところだけでなく体全体、そしてメンタル面にも迫る治療を行わなければ、痛みの根本的な原因を改善することはできません。
例えば肩が痛い、腰が痛い、そういった患者さまが痛みを感じているところが同じだからといって、同じ治療を繰り返しているだけですべての痛みが軽減できるのでしょうか。
私はそうは思いません。
患者さまが10人いらっしゃれば、10通りのアプローチがあります。患者さま一人ひとりに合った最善の治療法を考えていくことを大切に、心身共にケアできる治療家でありたい。
そんな思いで毎日治療に励んでいます。